
全面に、漆絵の技術で様々な海川の魚が描かれた十椀です。
蒔絵( まきえ )は、漆器の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉を「 蒔く 」ことで器面に定着させる技法、もしくはその技法を用いて作られた漆器のことを指します。「 蒔絵 」という用語は平安時代に初めて登場しました。
「左」石垣鯛(いしがきだい)と伊勢海老(いせえび)
「中」鱸(すずき)と魴鮄(ほうぼう)
「右」星鮫(ほしざめ)と鰊(にしん)
「左」烏賊(いか)と太刀魚(たちうお)
「後」阿候鯛(あこうだい)と鮎(あゆ)
「前」黒鯛(くろだい)と鮑(あわび)
「右」比目魚(ひらめ)と鰈(かれい)
「左」石首魚(いしもち)と鯖(さば)
「中」甘鯛(あまだい)
「右」鱵(さより)
作品詳細
- 制作年
- 江戸時代
- 制作地
- 日本
- 素材
- 木、漆


