
兄 二代平田郷陽と共に父に師事した、昭和を代表する人形つくりの名工。玉眼仕立ての目、手間のかかった木目込みの丁寧な仕立て。雅楽の「振鼓」由来のでんでん太鼓を持つ子どもの手の表現など兄・郷陽の人形つくりに負けず劣らずの力量がうかがえます。
木目込み人形:桐材の粉をふ糊で固めた桐塑でつくった原型(桐体)に筋彫りを入れ、彫って出来た溝に目打ちなどで布の端を押し込んで衣裳を着ているように仕立てた人形
作品詳細
- 作者
- 平田陽光
- 制作年
- 昭和30年代
- 制作地
- 日本
- 素材・技法
- 衣裳人形 木、絹、胡粉彩色
- 寸法 ( cm )
- 高さ 28.5 台座を除く
