
人間国宝平田郷陽の実弟で、昭和を代表する人形つくりの名工。平田陽光の作品。
かつて戦国時代の豊臣秀吉が馬印として使用したと伝えられる「千成瓢箪」の束を両手いっぱいに持った元気な姿の童子が、悠々と表現されています。
この1本足で立つ童子は、わずか直径5ミリにも満たない細い竹ひご2本で支えられています。
木目込み人形:桐材の粉をふ糊で固めた桐塑でつくった原型(桐体)に筋彫りを入れ、彫って出来た溝に目打ちなどで布の端を押し込んで衣裳を着ているように仕立てた人形
作品詳細
- 作者
- 平田陽光
- 制作年
- 昭和30年代
- 制作地
- 日本
- 素材・技法
- 衣裳人形 木、絹、胡粉彩色
- 寸法 ( cm )
- 高さ40 ※台座を除く
