
陶彫とは「フィギュリン」とも呼ばれ、ヨーロッパの名窯でも伝統的に作られてきた陶磁器による小彫刻の置物で、大倉陶園でも創業以来テーブルウェアとともに主要製品として制作されてきました。
この鷲の陶彫は、張りつめた静寂のなかで、みなもに映る魚影を鋭く見つめる表情が、巧みに表現されています。
陶彫:同じ形状を複数製造するための製造技術を用い、磁器になる土に水を混ぜペースト状のものを石膏型に流し、型から取り出されたあと、組み立てて完成させています。
作品詳細
- 制作年
- 昭和10年~20年代
- 制作地
- 日本
- 素材・技法
- 色絵陶器
- 寸法 ( cm )
- 高さ 30.5
