
陶彫とは「フィギュリン」とも呼ばれ、大倉陶園の創業時よりテーブルウェアとともに主要製品として制作されてきました。
白熊の陶彫は複数存在し、中でもフランスの彫刻家フランソワポンポンを沸騰とさせる「熊」のモチーフのものがアールデコ調な直線的フォルムなのに対して、こちらの「白熊」のフォルムは、よりリアルに白熊の躍動感が表現されています。
陶彫:同じ形状を複数製造するための製造技術を用い、磁器になる土に水を混ぜペースト状のものを石膏型に流し、型から取り出されたあと、組み立てて完成させています。
作品詳細
- 制作年
- 昭和10年代
- 制作地
- 日本
- 素材・技法
- 陶器
- 高さ
- 17(cm)
