収蔵品

アンティークコレクション

木彫 鍾馗 ( しょうき )

非公開中

中国の神である「鍾馗」(しょうき)は幽霊や悪魔を退治出来ると信じられ、東洋神話でとても人気のある人物です。日本では江戸時代に庶民の間で人気にとなり歌川国芳の浮世絵の題材になったり、疱瘡除けや学業成就に効があるとされ、端午の節句のひな人形のモチーフにもなりました。この木彫りの立像は、鍾馗(しょうき)が小鬼を自分の傘の下に避難させている姿を描いたもので、鍾馗の衣や鬼の髪が雨風の力でたなびく様子が見事に表現されています。

作品情報

制作年
1800年中期から1900年初期
制作地
日本
素材
木彫
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(75/179)